炎天下に繰り出すのは

備忘録、自省

シン・ゴジラをベトナム人と一緒に見ながら

先週、寝る前に突如思いついて今日ハノイに来ている。1人で海外旅行をした事が無かったし、前から色々話を聞いてみて一度は来てみたかった。

 

早朝に成田エクスプレスで空港に向かい初めて国際線のターミナルに向かった。野球の遠征で国内線は慣れているものの、初めて一人で国際線に乗るので色々戸惑った。

 

思いつきで飛行機を取ったため不運にもテト(旧正月)の時期に当たってしまい案の定チェックインカウンターには長蛇の列が出来ていたが、何故かハノイ行きだけ列が長く、首都のホーチミン行きは1人も並んでいなかった。何故だろう。

 

しかも、飛行機は1時間遅れだという。まあ、こんなものかと思った程度だったけど。

 

6時間半予定のフライトに備えNetflixで何本か映画やテレビ番組をダウンロードしていった。その中のシン・ゴジラを視聴していると隣の年の同じくらいのベトナム人の男性もよっぽど暇だったのか一緒に観ているのに気づいた。ゴジラが暴れるシーンは一緒に観ていたけど作戦を立てるシーンなど僕も退屈していたシーンはパズルゲームをプレイしていた。言葉は違っても盛り上がるシーンは同じなんだね。さりげなく英語で字幕をつけてあげようと思ったけどそれはそもそも無かった。

結局飛行機は2時間ほど遅れてハノイに到着した。7時間にも上ったフライト中に、シン・ゴジラ、すべらない話、吉本新喜劇を観た。

 

降り際、隣で一緒にシンゴジラを観た青年は日本語で後ろにも出口があることを教えてくれた。日本語勉強してるのかな。もうちょい話せば良かったかな。あと、映画の中でさっきまでいたであろう東京が破壊されていくのを観てどう思ったんだろう。

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空港でフォーを食し、タクシーに乗ってホテルまで行こうとしたが、僕の片言でリスニング能力が著しく欠ける英語が通用せず少し困った。しかし地図を見せてなんとか理解してもらいタクシーに乗せてもらった。海外一人旅によく行く人はこういった意思疎通が出来る瞬間も楽しいのかもしれない。僕も実際、色々方法はあったのに一番困りそうな選択肢を選んだし。

 

ホテルまでの道中、まあ驚いたこと。日本じゃありえない事が沢山あった。超絶アグレッシブ運転。文章にするのも億劫なので箇条書きで羅列したい。

 

・運転手はウインカーも出さず車線変更を繰り返しかなりギリギリを攻めスピードを出す。

・クラクションが日本の1000倍は鳴ってる。

・原付のノーヘル・複数乗り、もしくはその両方。当たりまえつこ。

・サイドミラーが隣の車に当たってもお構いなし。

・バイク、通行人の巧みな道路横断術。

 

これだけ危ない運転をしてても一度も事故らない。名古屋走りなんてここの運転をパッキャオだとしたら芦田愛菜みたいなもん。世界一運転が上手いのはハノイの人かもしれない。僕だったら絶対出来ないしやらないな。

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ホテルにチェックインをして荷物を置いて、財布と携帯だけ持って町へ繰り出した。

 

市民の憩いの場という湖の辺りをずっと歩いてみた。昔の新宿もこんな感じだったのかな。めちゃくちゃ汚かったけどそんなのはどうだっていい。

この都市がもっともっと発展していったらどうなるんだろう…。

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あと、露店で売ってた焼き鳥、超絶美味かったな…

ビールを飲みもって知らない街を歩くのはいつやっても心地が良い。

 

明日はガイドが来なくて見れなかった水上人形劇とどこかローカルな店でも入ってみようかな。

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それではひとつよしなに。